2009年04月08日
Google App EngineでついにJavaがサポートされた
Google App Engineにて、ついにJavaがサポートされたようだ。対応するJavaのバージョンは、「6」。
上記のニュースによれば、Java対応に合わせて、
Eclipse用の開発プラグイン、スケジューラ「Cron」なども追加されてるらしい。
他にも、分散メモリーキャッシュや、Java Data Objects(JDO)、
機密データ利用のための仕組み「Secure Data Connector」などの
データ操作周りの機能が追加されているようだ。
Google App Engineが、本格的にエンタープライズ領域を
ターゲットとしたようだ。年初の想像以上に、年内のクラウド活用が
進むかもしれない。
個人的には、Javaでいろいろ遊べるのが楽しみだな。
2008年06月10日
ついに「iPhone 3G」が発表された
今日、アメリカ時間では昨日のコンピュータ業界で一番大きなニュースは、「iPhone 3G」と言って間違いないだろう。
これだけ大きなニュースだと、なぜか情報がまとまっている記事が無く、
バラバラと記事になっているようだ。
一方で、TechCrunchのライブ中継記事は、整理はされてないが
情報的には全部載っているので、結構参考になる。
まだ日本では発売されていないが、これだけの安値で
高機能なモバイルデバイスが手に入ると思うと、それだけでワクワクする。
正直、本気で乗り換えることを考えている。
私は、オープンなプラットフォームであることが理由で、
Androidの方が楽しみなのだが、今は「iPhone 3G」が日本の携帯業界
に革新をもたらしてくれることを楽しみにしている。
2008年06月02日
TwitterはRuby on Railsの利用を継続するようだ
builder:Twitter、Ruby on Railsの継続採用を明らかにこの記事によると、TwitterはRuby on Railsの利用を継続するようだ。
しかし、本文をよく読むと、フロントエンドではRuby on Railsの利用を継続するが、
他の部分では他の言語や技術の採用を検討するらしい。
全体としてどのようなアーキテクチャを採用することになるのか、
技術者としては非常に興味深い。
特にGoogleのように強力な技術者を大量に抱えている
企業とは違うTwitterがどうやっているのか楽しみだ。
2008年05月26日
Ruby on RailsはTwitterを救えるか?
TechCrunchにTwitterのスケーリングに関する記事が出ている。「Twitterのスケーリング:可能性はあるのか?」
Twitterは、そのサービスの内容から、
かなり複雑で大規模なメッセージングサービスだと言えるだろう。
おそらく、そのソーシャル性から、旧来からのIRCのような
チャットシステムよりも複雑であろうと推測できる。
2007年の情報で、ユーザ数は100万人以上、
秒間数千のメッセージを処理しているという情報があり、
非常に大規模であることも分かる。
問題は、Ruby on Railsを使うことで手早く作られたシステムが
ここまで成長してしまった今、どうやってスケーラビリティを
確保することができるのか、という点である。
この記事では、Ruby on Railsをそのターゲット分野と
明らかに違う特性を持つシステムに使っている現状を
一番の問題として指摘している。
実際その通りだと思う。Ruby on Railsは、少なくとも
元々はWebシステムをアジャイルに開発するためのフレームワークであり、
大規模システムのためのフレームワークではない。
Ruby on Railsをスケールするフレームワークに育てるのか
(既に育っているのか)、別の選択肢を探るのか。
実際のデータに即した現実的な判断と行動だけが、
この問題を解決することができるのだと思う。
2008年05月22日
Google、ついに医療記録サービス「Google Health」の公開ベータテストを開始
Googleがついに医療記録サービス「Google Health」の公開ベータテストを開始した。
TechCrunch:Google Healthを見てみた
CNet Japan:グーグル、医療記録サービス「Google Health」の公開ベータテストを開始
TechCrunchの情報を見る限りでは、Google Health上には広告を掲載しない、
人々の健康情報が検索結果として表示されることは決してしない、
などとプライバシー情報の検索などにおける二次利用については
十分に気を使っている模様。
その上で、プロフィール情報を登録する際に、健康維持および改善
のために有効なページを作成できるようだ。
具体的には、症状、治療方法、原因、および別の病気を防ぐための情報、
関連するニュース、Googleグループ、およびサーチトレンド、
健康情報サイトへのリンクなどが作成できるらしい。
今後、プライバシー保護と健康の維持/改善のバランスをとりながら
「Google Health」どう発展していくのか非常に興味深い。
2008年02月19日
正式にHD DVD事業の終了が決定
HD DVD事業を東芝が正式に発表しました。ITPro:東芝がHD DVD事業終了を正式発表
一消費者としては、早めに決断してくれてよかったな
という感じですが。
あとは、HD DVDのサポートをしていた企業が
この発表を受けてどう動くかですね。
既にHD DVD でているやつも
ブルーレイで出してくれると嬉しいなぁ。
2008年01月19日
ITが作り出す10年後の未来はどうなっているか?
日経ソフトウェアの編集長と記者の方、計2名と新年会をした。
細かい話はここでは書けない。
が、日経ソフトウェアが創刊10周年間近ということで話題になった
ITが作り出す10年後の未来はどうなっているか、
という話は面白かった。
ITの進化は早すぎ、業界の人間の大半は近視眼的に
考える癖がついているので、SF作家に話を聞いてみると
面白いのではないかという話になった。
確かに、昔SFだったものが、今は実現していたり、
目の前に迫っていることが多々ある。
3Kだの、7Kだの言っているより
よっぽど面白い。
どんな特集になるのか、どういう感じで記事を作るのか
まだ練っているところだそうだが、改めて自分達の業界の
面白さにワクワクするような号になることを期待したい。
2007年12月25日
情報処理技術者試験、新制度に向けた最終報告
CodeZine:2009年より情報処理技術者試験は新制度へ、現行制度との対応表も公開
IPAが行う、情報処理技術者試験が2009年度から更新される。
更新内容が正式に決定したようだ。
個人的には、今回一番注目なのは現行試験との
対応表が公開されたことだと思う。これで既に取った
試験が無駄ではないことが分かり一安心する人も多いだろう。
後は、詳細が決まっていないレベル4より上の
試験がどうなるのか見ものだ。
せっかくやるなら、情報技術者育成にも一役買うような
価値ある試験制度に進化してもらいたい。
2007年11月15日
「Android」はJavaを分断化するとSunが懸念を表明
ZDNet:グーグル「Android」はJavaを分断化する--サンが懸念を表明案の定でてきた、Sunからの懸念表明。
Androidでは、Java標準仕様の設定プロセス(Java Community Process(JCP))を
避けて、Google独自のJavaを採用している。
そのため、Sunは独自のJavaが氾濫するのを懸念している。
すでにSunはGoogleに働きかけを行っており、
プラットフォームやAPIの互換性が保たれるように
Googleと協力を行う予定とのこと。
しかし、実際にどのようなプロセスが取られるかは不明である。
続報を待て!
・・・といったところか。
2007年11月13日
GoogleがAndroidのSDKを公開
GoogleがAndroidのSDKを公開した。Linuxカーネル2.6に独自のJavaVM「Dalvik virtual machine」
をベースとして、Webブラウザ、SQLiteなどで構成されているようだ。
なお、Dalvikのバイトコードは、オリジナルのもよう。
普通に考えて、モバイル向けJavaがさらに混乱することになるため、
Googleが戦略の進め方を間違えれば、不毛な勢力争い
になってしまう可能性もありうる。
今後の出方が注目である。
2007年11月10日
思ったとおり、近い未来を見つめているようだ
マイコミジャーナル:マイクロソフトが考える10年後のソフトウェアの形
を読んで思ったこと。
Webアプリケーションはセキュリティや信頼性の低さから、
エンタープライズでの運用は難しいし、デスクトップのようなリッチさ、
統合性もない。
しかし今後は、PCのアプリケーションやWebアプリケーションとの
ギャップをなくし、シームレスにしていくことが求められるだろう。
とあるが、どうやら私と近い未来を見ているようだ。
今までの経緯から推測するに、チーフソフトウェアアーキテクトの
レイ・オジーが描いた未来像なのだろう。
予想していたこととは言え、ちょっと悔しいな。
まあ、先進的なプラットホームを分析し、将来の理想像を
検討していけば、どこも似た答えにたどり着くのだろうが。
個人的には、その先にある
様々な自己矛盾を対処するのかにも興味があるが。
2007年11月06日
Googleがモバイルプラットフォーム、Androidを発表
Googleがモバイル戦略を発表した。
モバイル向けのプラットホームを提供するというのが
Googleの戦略の趣旨である。
情報を総合すると、Linuxのカーネル部分だけを利用し、
上位のミドルウエアやユーザインタフェース等は新たに開発したらしい。
その上、Apacheライセンスを選択するようである。
しかも、このプラットフォームは自由にモジュールを組み合わせて
拡張できるような構成になっているようだ。
つまりは、携帯電話の開発企業は、企業が公開したくないハードウェア
情報を公開することなく、差別化するソフトウェアのソースコードを
公開する必要も無い。しかも無料である。
プラットフォームが標準化されることで、
機能による差別化に注力できるなどの利点も考えられる。
となると、プラットホームがオープンになることで、モバイル向けの
開発者も自由なソフトウェアを開発することが容易になるし、
携帯電話開発会社もコストダウンと差別化が容易になるだろう。
モバイルにおけるマッシュアップなんかも、
期待できそうである。
個人的には、ユーザインタフェースを一から作ったのか、
というのも気になるところである。
Qtopiaの戦略にも影響しそうだ。
私の考えているプランにも影響しそうだ(--;
まあ、バッティングするわけじゃないんだが。
2007年10月10日
「コミュニティがテクノロジーを育てる」ためのマーケティング
最近、企業戦略やマーケティングの勉強をしている。
目的は、以前も書いた、良いものを売「る」ためである。
その勉強の最中に常に意識しているのは、
「コミュニティがテクノロジーを育てる」ということと、
その逆にそのような「コミュニティを育てる」あるいは
「獲得する」ということである(スタートは「獲得する」だろう)。
オープンソースに関わってきたおかげか、
「コミュニティがテクノロジーを育てる」のは当たり前のように感じる。
だから、皆がわくわくするようなアイデア、テクノロジー、商品
を作り出したいと思う。
そして、「コミュニティを獲得する」ために、
その良さをより強く伝えたいと願う。
それが戦略やマーケティングを勉強しているゆえんである。
マーケティングを勉強しているというと、いかに買わせるか、
客に売り込むかを学んでいると思う人もいるのかもしれない。
私は、そんなことは考えていない。
考えているのは、どうやったらユーザの心に響くのか、
惚れ込んでもらえるのか、である。
惚れ込むからこそ、そのアイデア、テクノロジー、商品
がより良くなる事に自然とコミットする。
ディズニーランドのゲストがディズニーランドを
楽しめる環境であり続けさせるのに似ているかもしれない。
Linuxで起こっていること、KDEで起こっていることは
正にその「コミュニティがテクノロジーを育てる」ことである。
そして、彼等がユーザをそのテクノロジーに惚れ込ませたからこそ
起こったことである。
私は、それを今の仕事でも実現したい。
お客様に惚れ込んでもらえる商品を作り、実際に惚れ込んでもらいたい。
そして、「コミュニティがテクノロジーを育てる」ことが実現する。
CRMやワン・トゥ・ワン・マーケティングの目指すべき方向性
も惚れ込んでもらえる商品を作り、実際に惚れ込んでもらうこと
だと私は思っている。
2007年06月10日
Google Analytics始めました
6/3から、Google Analyticsで
このblogのアクセス解析を始めてみました。
実は、まともにgoogleのサービスを利用するのも初めて。
gmailも使ってません。
それはそうとして、アクセス解析の経過ですが、
6/3(日)から6/9(土)の合計が386 visits、523 pageviews。
各日のアクセスは以下の通り。
- 6/3(日):38 visits、57 pageviews
- 6/4(月):58 visits、68 pageviews
- 6/5(火):59 visits、92 pageviews
- 6/6(水):56 visits、76 pageviews
- 6/7(木):86 visits、121 pageviews
- 6/8(金):62 visits、74 pageviews
- 6/9(土):27 visits、35 pageviews
ということで、平日だと延べ60人前後、
休日だと延べ30人前後のアクセスがある
といったところでしょうか。
今週は割と更新した方だったけど、サーチエンジンから来る人が多いようなので、
だいたい同じくらいのアクセス数は期待できるのかな。
とは言え、たった一週間の結果なので
まだ傾向は分からないですけどね。
2007年06月05日
未踏事業関係者によるESPer2007告知
未踏ソフトウェア創造事業(Exploratory Software Project)のOB/OGなど関係者によって開催されるESPer2007が告知されました。
なお、未踏事業は、平たく言えば、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が
実施するソフトウェア関連分野で優れた能力を有する「スーパークリエータ」の発掘
を目的とした人材育成支援事業です。
私も、2003年度の未踏事業で「Free Softwareにおける日本語入力環境の改善」
というテーマで開発をした共同開発者だったりする関係者です。
発表するかとかは完全に未定ですが、スケジュールが合えば行くかな。
2006年03月02日
伝染病に関する世界規模の早期警戒システム
WIRED NEWSより世界規模の伝染病に関する早期警戒システムの作成が行われているというニュース。
国連やWHOに報告される伝染病に関する情報の75%が現システムによるものらしい。
で、なぜグーグルが関わっているかというと、情報源として
報道記事やblogを使っているからのようだ。
もっと面白い実現方法もあるような気がするが...
2006年01月26日
WinFSによるWindowsのデータ管理
@ITの『WinFSでWindowsのデータ/ファイル管理はどう変わる?』 を読んで。
コンセプト的には、
Shared Filemetadata Specification+Contextual Search +Tenor(+D-BUS)
で十分出来るものであると思う。
というか、同じものを目指しているのだろうけど(たぶん「後発のTenorが」と言うべきか)。
個人的な感想としては、ファイルシステムを新しく作り直すならともかく、
後方互換性のために、NTFSの直上に"拡張"としてWinFSを作るというのは、
いらぬ複雑さを持ち込んでいるように読めた。
実際のところはどうなるのだろう?
#それ以前に、Tenorは進んでいないだろうという話はあるが...
2006年01月25日
Re: アンチ・プログラマー35歳定年説
小野和俊さんのblog
アンチ・プログラマー35歳定年説 について。
プログラマやSEの定年説は、今でもあるんでしょうかね。
"まことしやかに囁かれている"らしいとは聞いたことがありますが。
たぶん、ここでいうプログラマは単なる「コーダ」であって、
SEは単なる「便利屋」ではないだろうかと思っています。
たとえば、オープンソースだったら、Linusなんかは設計から実装、
マネージメントまで行っているわけですが、ある意味「プログラマ」ですよね。
KDE関係でも、Aaron Seigoや、WaldoもZackも30代で
一流の「プログラマ」ですよ。
徹夜は論外として、最新技術のキャッチアップはOSS関係のハッカーは、
普通にやっているわけで。
結局のところ、ただ言われたとおりにコーディングするしかない人たちが
30歳や35歳で"定年"になるのでしょう。逆に、自発的に考え学ぶ「プログラマ」は、
その経験も基にして、自分の特性に合わせて何でも出来ると思っています。
それは、OSSが明確に証明していると言っていいでしょう。
うちの会社も実際そうだしね。
2006年01月22日
QoELを高め、閉塞感を打破するために
平鍋さんのblog
「ディフェンシブな開発とオフェンシブな開発」 経由で知った
倉貫さんのblog
「ディフェンシブな開発 ~ SIビジネスの致命的欠陥」 について。
JavaとRuby、ウォーターフォールとXPの対比については、
開発システムの特性等に言及せず一般論で書かれている(ように読める)ので、
現在のSIビジネスのスタイルとは「必ずしも関係ない」とも思います。
#例えば、「ミッションクリティカルシステム」でまだRubyは使えないだろう...とか。
ですが、問題意識には心から同意します。
お客様の要望、ビジネスのスタイルは日々変化し続けています。
にもかかわらず、システム開発のスタイルは、本質的には、10年以上
変わっていないと言えるでしょう。
必要なのは、より質の高い(お客様の「動的な」要望に合った)システムを、
より短期間で、より低いコストで作る工夫を行うこと。
これらを全て成り立たせるためには、
新しい技術を積極的に吸収し、その上で取捨選択する必要があります。
現在の状況に安住していたのでは、絶対に成しえません。
そして、当然そこには「やりがい」や「楽しさ」といったものが必要でしょう。
でなければ、絶対に続かないし、システムも良いものにならないですから。
私は、日本のシステム開発ビジネスにおいて、
- より質の高い(お客様の「動的な」要望に合った)システムを
- より短期間で
- より低いコストで作る
「閉塞感」を打破できると思っています。
そのためにも、うちの会社みたいなところが
メジャーにならなければとも思っています。
また、オープンソースがそこに寄与できればとも思っています。
#と言いながら、ただ面白そうだから始めたし、今も楽しくて、
#好きだから続けているというのが大きいですけどね。
繰り返しになりますが、その上で絶対に外していけないのは、上記の創意工夫
が楽しいこと。「楽しさ」は、お客様に喜んでもらえるシステムを
作り続けるのにも絶対に必要ですから。
それはそうと、前回のXPユーザ会に参加し損ねたのは失敗でしたねぇ(^^;
[追記]
タイトル忘れて投稿してしまった(--;
しかも、その状態でトラックバック・ピングを打ってしまった...
