(続)KDEのフォント環境をさらに充実させよう。

最新更新日 2007.05.24.

1.紹介
  そもそも、一番最初にパッチを書いてくださっていたのは akito さんです。akito さん は qt-x11-free-3.2.2 までは毎回パッチを出してくださっていたのですが、訳あってパッチの更新をやめてしまいました。

  僕は akito さんが作成してくださったパッチを利用したかったし、必要に迫られていたので、akito さんのパッチをそのまま、最新の QT に あたるようにしているだけです。

  パッチの効能や機能については akito さんのページに詳しく書かれているのでそちらを参考にしてください。  ->   http://www.kde.gr.jp/~akito/xft/patch_xft.html

2.このパッチの効能
  o. フォント名を GTK2 アプリみたいに日本語で表示してくれます。
  o. konsole で扱える等幅フォントの数が格段に多くなります。

  o. (FreeBSD で?)Bold フォントが表示できません。
    --> 「FreeBSD で bold フォントを表示する。」

■お知らせ
  qt-3.3.8 では src/kernel/qfontdatabase.cpp と qfontdatabase_x11.cpp に大幅に変更が入ったので今までのパッチが全然適用できなくなったのでなので、今後のパッチの作成は停止します。

  なお、FreeBSD においては /usr/ports/x11-toolkits/qt33/files/ 内の xxxx-qt-font-default-subst.patch と言うパッチにおいて FreeBSD の ports 側で CJK 対応が行われているため、もうパッチは必要ありません。

  FreeBSD では Xft や fontconfig においても CJK 対応がなされてたため GNOME でも KDE と同様に日本語のフォント名が表示されるようになりました(これを抑制するためには WITHOUT_TTF_BYTECODE_ENABLED=yes を指定することができます)。

  しかし、KDE3 においては MS ゴシックなど一部の等幅フォントは 8 ポイント以下では AA が有効とならなかったり、 konsole では「フォント」→「選択」において利用できる等幅フォントが著しく少なくなりました。

  konsole で任意の等幅フォントを使えるようにするにはどうしたらよいか?実は一個だけ方法があります。 ~/.kde/share/config/konsolerc の以下の行を任意のフォント名にすることができます。

    :
defaultfont=MS ゴシック,12,-1,5,50,0,0,0,0,0
    :

  フォント名である「MS ゴシック」はどこから持ってくるかと言うと、konqueror の設定ウィンドの「フォント」に表示されている日本語のフォント名をそのまま記述すれば大丈夫でしょう。「フォント」の等幅フォントの一覧に表示されているフォントであれば konsole で利用できるでしょう。

  ちなみに、KDE-3.5.6 をインストール直後の状態で default の konsolerc がどこにあるのかという点についてですが、探してみましたが見当たりませんでした。なので、システム標準として「さざなみゴシック」を利用するとか言う設定を埋め込むのは難しそうです。

  Linux 方面の皆さん。どうも済みません・・。

  と、言うことでこれにて完全に qt のフォントパッチの更新については終了と言うことになりそうです。今まで利用してくださった皆さん。有り難うございました。

3.ダウンロード
対  応 ファイル名と説明
QT-3.3.7(NEW) qt-x11-free-3.3.7-qfontdatabase-i18n-20070208.FreeBSD-ports.patch.tgz
基本的に QT-3.3.6 用のパッチと一緒です。3.3.7 で rej が出たのでその分を変更しました。
もし納得いったら使ってください。後、3.3.7 に対応したパッチも同時に募集します;-)
QT-3.3.6 qt-x11-free-3.3.6-qfontdatabase-i18n-20060326.FreeBSD-ports.patch.tgz
本当はこのパッチ、QT-3.3.6 が出た直後に作ったのですが、あんまり公開したくなかったんですよねぇ・・。
と、言うのは QT-3.3.6 で一部 CJK 対応が取り込まれました。このパッチの一部分が 3.3.6 に入っています。しかし、あまりにも中途半端だったので僕も対応に困ってしまったんですよねぇ・・。手に負えない(^^;;。
で、思いついたのが、qfontdatabase.cpp と qfontdatabase_x11.cpp のみを 3.3.5 にパッチを当てたものに置き換えてしまう、と言うなんとも後ろ向きなパッチですX-(。情けないったらありゃしない。けど、そんな事言っている暇ないのでこのパッチ利用しています。
もし納得いったら使ってください。後、3.3.6 に対応したパッチも同時に募集します;-)
QT-3.3.5 qt-x11-free-3.3.4-qfontdatabase-i18n-20050220.FreeBSD-ports.patch.tgz
FreeBSD の ports では、2005/12 に改修が入ってしまい、qt-copy-3.3.5 になってしまいパッチが当たらなくなってしまいました。 files/0066-fcsort2fcmatch.patch と、files/0067-nofclist.patch がちょっと中途半端なパッチになっています。この二つのパッチを適用しないようにしてから用意したパッチを適用する必要があります。手順は以下です。

1. /usr/ports/x11-toolkits/qt33/Makefile で上記二つのパッチを適用する部分をコメントアウトします。142 行目の最後の "\" を取った後、143,144行目をコメントアウトします。
2. 上記のパッチをダウンロードし、/usr/ports/x11-toolkits/qt33/files/ に格納します。
3. portupgrade -arR などすれば良いでしょう。
QT-3.3.4
QT-3.3.5
qt-x11-free-3.3.4-qfontdatabase-i18n-20050208.patch.gz
フツーのベタのパッチです。QT-3.3.5 にもそのまま適用できます。
QT-3.3.4
QT-3.3.5
qt-x11-free-3.3.4-qfontdatabase-i18n-20050208.FreeBSD-ports.patch.tgz
FreeBSD の ports-current 用のパッチです。
展開した二つのファイルを /usr/ports/x11-toolkits/qt33/files/ に格納した後に portupgrade -arR などすればいいです。
QT-3.3.5 にもそのまま適用できます。
QT-3.3.3 qt-x11-free-3.3.3-qfontdatabase-i18n-20040904.patch.gz
フツーのベタのパッチです。
QT-3.3.2
QT-3.3.1 qt331-AA.patch.tgz
二つのファイルのアーカイブです。
順番に patch(1) で当ててください。

4.スクリーンショット
  以下はパッチを適用したときとしなかったときの表示の違いのスクリーンショットです。どちらが好みかは皆さんで判断してください;-)。

  o. konsole のフォント選択のメニュー(パッチ適用前)


  o. konsole のフォント選択のメニュー(パッチ適用後)


  o. コントロールセンターのフォントの選択のメニュー(パッチ適用前)


  o. コントロールセンターのフォントの選択のメニュー(パッチ適用後)


5 リンク
o. オリジナルの akito さんの
    「KDEのフォント環境をさらに充実させよう」
http://www.kde.gr.jp/~akito/
o. 日本 KDE ユーザ会 (JKUG) http://www.kde.gr.jp/

Copyright (c) 2005,2006 takachan@kde.gr.jp All Rights Reserved.